出会いの極意
デートの店選びで大失敗した話と、そこから学んだ法則
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初デートで最悪の店を選んでしまった実体験から学んだ、デートレストラン選びの本質。予算・雰囲気・会話のしやすさ、3つの軸で考える失敗しない店選びの法則。
デートの店選びで大失敗した話と、そこから学んだ法則
忘れられない失敗がある。
数年前の話だ。マッチングアプリで出会った女性との初デートで、「雰囲気が良い」という口コミだけを信じてイタリアンを予約した。行ってみると確かに内装はおしゃれだった。でも、テーブルとテーブルの間隔が異様に狭く、隣の会話が筒抜けで聞こえてくる。BGMはボリュームが高く、向かいに座る彼女の声がよく聞こえない。
「…なんて言いました?」と何度も聞き返すうちに、会話は途切れ途切れになった。
帰りに彼女が「楽しかったよ」と言ってくれたけど、2回目の誘いには返事がなかった。店のせいにするのは言い訳だとわかっている。でも、もう少し店選びを慎重にしていれば、あの夜はもう少し違うものになっていたかもしれない、とずっと思っていた。
デートの店選びは「演出の設計」だ
あの失敗から学んだのは、レストランの選び方は「どこに行くか」ではなく「どういう場を作るか」という問いだ、ということだ。
食事の味ではなく、その場で何が起きるかが大事。会話が弾むか。相手がリラックスできるか。2人の間に良い空気が流れるか。
店はその「場」を作る舞台セットだ。演出が悪ければ、どんなに自分が頑張っても台本通りにいかない。
3つの軸で考える
何度か失敗と成功を繰り返してたどり着いたのが、店を選ぶときに必ず考える3つの軸だ。
軸1:会話のしやすさ
これが最重要だと思っている。
確認すべきポイントは以下だ。
- BGMの音量: 「おしゃれな雰囲気」をBGMの大音量で演出する店は多い。口コミに「音楽がうるさかった」という記述がないか確認する
- テーブル間隔: 隣と密着している席では、声のボリューム調整が難しくなる。個室やソファ席があるかも確認ポイント
- 混雑の時間帯: 金曜夜のピーク帯に人気の店を予約すると、料理の提供が遅くなりスタッフが張り詰めていることも。土曜のランチや平日の夜という選択肢も考える
「雰囲気が良い」という評判は信じていいけど、「うるさすぎず会話できる」という記述があるかどうかを別途確認するようにした。
軸2:価格帯と特別感のバランス
「高ければいい」というわけではないし、「安すぎると気持ちが伝わらない」というのも事実だ。
初デートなら、1人あたり6,000〜10,000円くらいが「少し特別感があるけど、相手に気を遣わせすぎない」ゾーンだと感じている。相手が「高すぎてお返しが大変」と気を回さない程度の価格帯。
記念日や関係が深まってからのデートなら、もう一段上げて個室や高級店を選ぶ。でも初対面の段階では、まず「また来たい」と思ってもらえる店が正解だと思っている。
軸3:料理より「体験」
デートで行く店は、料理評論家向けではない。
「美味しかった」より「楽しかった」を優先する。一品料理のコース形式より、少量ずつ複数の料理を楽しめるスタイルの店のほうが会話のきっかけになりやすい。「これ食べてみて」「美味しい!」という小さなやりとりが積み重なると、2人の間に共有体験が生まれる。
シチュエーション別の考え方
初デートの店選び
初デートで最も大事なのは「失点しないこと」だ。
突き抜けた名店じゃなくていい。「落ち着いて話せた」「ゆっくりできた」という感想が残ればそれで十分だ。
僕が使うチェックリスト:
- 口コミに「うるさい」「席が窮屈」という記述がない
- 個室か、隣のテーブルと適度に離れている
- 料理の待ち時間が長すぎない(初デートで沈黙が長くなるのを防ぐため)
- 食後にコーヒー/デザートで自然に時間を延ばせる
2回目以降のデート
関係が少し深まってから、相手の好みを踏まえて冒険できるようになる。
「前に◯◯料理が好きって言ってたから」という一言と共に連れて行ける店を探しておくと、「ちゃんと覚えてくれていた」という印象につながる。
記念日・特別な夜
このときは「特別感」最優先。
個室があること、サプライズに対応してもらえるかを事前に確認する(バースデープレートやデザートに一言メッセージを添えてもらえる店は多い)。予約の電話で「記念日なのでサプライズを検討しているんですが」と伝えるだけで、お店側が提案してくれることも多い。
事前リサーチの方法
実際に予約する前に、僕がやっていることを書いておく。
Googleマップの口コミを「最新順」で見る
「雰囲気が良い」という古い口コミより、直近3ヶ月の生の声のほうが現状を反映している。「音楽がうるさい」「席が密すぎる」という具体的な記述に注目する。
食べログの「個室あり」フィルター
初デートで個室を選べるなら、それだけで会話がしやすくなる。必須ではないが、個室オプションがあれば優先したい。
一度ランチで下見する
気に入った店があれば、デートの前にランチで下見に行く。混み具合、BGMの音量、席の感じ、スタッフの対応——これが全部わかる。多少の手間だけど、デートが成功したときのリターンを考えると十分割に合う。
最後に
店選びがデートの全てではない。でも、店選びが悪いとデートの可能性を自分で削ることになる。
「会話が弾んだか」「相手がリラックスできたか」——それを一番左右するのは、実は話術よりも、その場の環境設計だと思っている。
いい店を知っておくことは、いい出会いのための準備のひとつだ。
質の高いデートができる相手を探しているなら、東カレデートのレビューも参考にしてみてほしい。ハイスペックな相手との出会いの場として、実際に試した経験から書いている。