出会いの極意
婚活疲れの原因と立ち直る方法|休んでも大丈夫、止まらなければいい
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マッチングアプリに疲弊し、婚活がつらくなったあなたへ。婚活疲れの原因を分析し、立ち直るための5つの方法と、無理なく続けられるゆるい婚活のすすめをお伝えします。
スマホを開くのが怖くなった時期がある。
マッチングアプリを入れてから半年。50人近くとやりとりして、デートに至ったのは8人。交際まで進んだのはゼロ。毎回「今回こそ」と期待して、毎回「また違った」と肩を落とす。
そのうち通知を見るだけで憂鬱になって、ある日、アプリを全部アンインストールした。「もう婚活なんてやめよう」と思いながら、でも「このままでいいのか」という焦りは消えない。その矛盾した気持ちを抱えたまま、しばらく動けなかった。
あの状態が「婚活疲れ」だったと、今は思う。
この記事は、同じような状態にいる人に向けて書いた。婚活疲れの正体と、そこから抜け出すための方法を、自分の経験をもとに整理している。
婚活疲れはなぜ起きるのか
婚活疲れには、いくつかの典型的な原因がある。自分がどれに当てはまるかを把握すると、対処しやすくなる。
比較疲れ
マッチングアプリは構造的に「比較」を促す。プロフィールを見比べて、スペックを確認して、顔写真を判断する。そして自分も同じように見られている。
この「人を商品のように選ぶ感覚」が、長く続くと精神的に疲弊する。「自分も誰かのカタログに並んでいる」という感覚は、じわじわと自己肯定感を削っていく。
お断りの蓄積
婚活では、必ずお断りされる場面が来る。これは当然だ。出会った全員と付き合えるわけがない。でも、断られる回数が積み重なると、「自分には問題があるのかも」という気持ちが膨らんでくる。
一度や二度のお断りなら「縁がなかった」で済む。でも10回、20回と重なると、そう思い続けるのが難しくなる。
理想と現実のギャップ
「こんな人と出会えるかも」という期待と、実際のマッチング相手との間に落差を感じ続けると、徐々に疲れが溜まる。
理想が高すぎるわけではなくても、「ちょっと違う」「なんか違う」という感覚が続くと、婚活そのものへの信頼感が薄れてくる。
自己否定のループ
「なぜ自分だけうまくいかないのか」「もっと外見を磨けば違ったのか」「もっと話が面白ければ良かったのか」——こういう思考が止まらなくなると危険だ。
本来は相性の問題や縁のタイミングが大きいのに、すべての原因を自分に向け始める。そのループから抜け出せなくなると、どんどん気持ちが暗くなっていく。
こんな症状が出たら要注意
婚活疲れには、サインがある。以下に当てはまるものがあれば、少し立ち止まってほしい。
- スマホの通知を見るのが憂鬱になっている
- マッチングしても「どうせまた違う」と最初からあきらめ気味
- 相手のプロフィールを見ても何も感じなくなった
- 「婚活さえなければ」と思うことが増えてきた
- 友人の結婚報告に素直に喜べない
- 休日にアプリを開くのが義務のように感じる
- 自分のことが前より好きじゃなくなった気がする
- 「もう誰とも関わりたくない」という気分が数日続く
このうち3つ以上当てはまるなら、明確に婚活疲れの状態にある。そのまま続けても成果は出にくいし、自分自身が傷ついていく。
立ち直るための5つの方法
婚活疲れから回復するには、段階的なアプローチが有効だ。無理に「また頑張ろう」とスイッチを入れようとしても続かない。
1. 一旦休む勇気を持つ
これが一番重要で、一番難しい。
「休んでいる間に適齢期が過ぎる」「ライバルに先を越される」という焦りが、休むことを妨げる。でも疲弊したまま続けても、パフォーマンスは上がらない。むしろ「疲れた顔」や「投げやりな態度」が相手に伝わって、うまくいかなくなる。
1ヶ月でいい。完全に婚活から離れる時間を作る。アプリを削除する。婚活関連のSNSを見ない。その時間で少しだけ自分を回復させる。
マラソンのペースダウンは、リタイアじゃない。走り続けるための作戦だ。
2. 趣味に没頭する
婚活疲れのときは、自己肯定感が落ちていることが多い。それを回復させるのに一番効果的なのが、「自分が好きでうまいこと」に没頭することだ。
料理でも、スポーツでも、ゲームでも、音楽でも何でもいい。婚活と関係のない場所で、「これができた」「楽しかった」という感覚を積み重ねる。
これは婚活からの逃避ではなく、自分を整えるための投資だ。「好きなことで充実している自分」は、婚活の場でも自然体でいられる。
3. 友人に話す
婚活疲れを一人で抱え込んでいる人は多い。「婚活してることを知られたくない」「うまくいってないことを話したくない」という気持ちが、孤立感を生む。
信頼できる友人に話すだけで、かなり楽になる。「それわかる、私も疲れた時期あったよ」という共感一つで、「自分だけじゃないんだ」と気持ちが軽くなる。
解決策を求めなくていい。ただ話すだけでいい。
4. アプローチ方法を変える
同じやり方を繰り返して疲れているなら、やり方を変えることが突破口になる。
マッチングアプリに疲れたなら、アプリをやめてみる。文章でのやりとりが苦手なら、最初から直接会える婚活パーティーに切り替える。一人で動くのがしんどいなら、友人と一緒に参加できる合コン形式を試してみる。
「婚活 = マッチングアプリ」ではない。自分に合ったスタイルを探すことが、長く続けるコツだ。
5. プロに頼る
婚活疲れが長引いているなら、婚活のプロに相談するという選択肢もある。
結婚相談所のカウンセラーや、婚活コーチは、客観的な視点からアドバイスをくれる。「自分のプロフィールのどこがマズいか」「どんな相手との相性がいいか」を、感情を抜きにして整理してくれる。
費用はかかるが、闇雲に時間とエネルギーを消費し続けるよりも効率的なことがある。
「ゆるい婚活」のすすめ
疲れた状態から無理に婚活を再開しようとすると、また同じ轍を踏む。そこで僕がすすめるのが、「ゆるい婚活」から再入門することだ。
concoi:友達と合コン感覚で
concoi(コンコイ)は、友達と一緒に参加できる合コンセッティングサービスだ。
マッチングアプリのように、一人でプロフィールを作って、メッセージを送り続ける必要がない。グループで申し込んで、合コン相手が決まったら参加するだけ。参加費は¥1,000と格安で、合コン成立100%保証がついている。
友達と一緒だから、「うまくいかなくてもいいや」という気持ちでいられる。終わった後に「あの人どう思う?」「変なこと言わなかったかな」とわいわい話せる。それだけで、婚活が重苦しいものじゃなくなる。
一人で背負い込んでいた婚活を、友達と分かち合う感覚だ。
concoiの参加登録はこちらから。詳しいサービス内容はconcoiのレビュー記事で確認してほしい。
naco-do:自宅でマイペースに
もっとゆっくりペースで再開したいなら、naco-do(ナコード)がある。
naco-doは、仲人と相談しながら相手を紹介してもらうスタイルだ。マッチングアプリのように自分で大量のプロフィールをスワイプする必要がない。月¥2,500から利用でき、プロが自分に合った相手を選んでくれる。
「自分で探すのに疲れた」「誰かに頼りたい」という状態のときに向いている。受け身のスタイルで、マイペースに婚活を続けられる。
婚活疲れから回復した後に気づいたこと
一度完全に休んで、ゆっくり婚活に戻ってから気づいたことがある。
疲れていたとき、僕は「婚活で成果を出さなければいけない」という義務感で動いていた。デートの後に「また失敗した」と落ち込んで、マッチしないと「自分に問題がある」と思い込んでいた。
でも本来、婚活は義務じゃない。出会いを楽しむためのものだ。
疲れから回復して婚活に戻ったとき、不思議なことに同じことをしているのに「また違った」という落ち込みが少なくなった。「縁がなかった」と思えるようになった。その余裕が相手にも伝わったのか、会話が自然に続くようになった。
婚活は状態が成果に直結する。疲れた状態で続けても、結果が出にくい。回復してから動く方が、同じ時間でより多くを得られる。
まとめ:休んでもいい、止まらなければいい
婚活疲れは、懸命に取り組んできた証拠だ。疲れるほど真剣にやってきたということだ。そこに後ろめたさを感じる必要はない。
大切なのは、完全にやめないこと。休憩とリタイアは違う。
今は疲れているなら、思い切って休む。趣味に没頭する。友人に話す。そしてエネルギーが戻ってきたら、今度は自分に合ったペースとスタイルで再開する。
「止まらなければ、いつかゴールに辿り着く」——それが婚活を続けてきて一番確信していることだ。
マラソンは短距離走じゃない。自分のペースで走り続けることが、最終的には一番早い道だ。